初詣客でにぎわう　茨城・鹿島神宮　コロナ収束願う　

2022年の元日、県内各地の神社仏閣は多くの初詣客が詰め掛け、1年間の家内安全や無病息災、商売繁盛などを祈願して手を合わせた。

全国の鹿島神社の総本宮となっている鹿島神宮（鹿嶋市宮中）では、日付が変わった1日午前0時ごろから参拝客が途絶えず、歩行者天国となった参道や楼門前も多くの人出でにぎわった。新型コロナウイルスの感染防止対策で入場制限を実施した授与所では、縁起物のお守りやお札などを買い求める家族連れが長い行列をつくった。つくった。

大洗町で初日の出を拝んでから訪れたという栃木県小山市、会社員、大山秀樹さん（42）は「1日も早いコロナ収束を願った。早くマスクなしの生活が戻るといい」と語り、長女の安姫ちゃん（6）は「小学校に入学したらたくさん友達ができるようにお願いした」と笑顔を見せた。