コロナ収束願い熊手作り 石岡・常陸国総社宮
茨城新聞
2020年12月27日
正月が近づき、石岡市総社の常陸国総社宮では、巫女(みこ)が正月の縁起物として知られる熊手作りに追われている。
熊手は福をかき集め、商売繁盛に御利益があるとされている。作業場となる広間には大小さまざまな熊手が並べられ、巫女が小判やタイ、米俵などで装飾された熊手にお札を差す作業を行っている。
禰宜(ねぎ)の石崎貴比古さん(42)は「疫病退散のお札を今回は新たに作製した。新型コロナが早く収束し、いい年になってほしいと願っている」と話した。
同神社は、元日や三が日の初詣に人が集中するのを避けようと「分散参拝」を呼び掛けている。そのため、1月いっぱいは受け入れ態勢を取るという。
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