県食材で洋風どら焼き JR東日本 那須のいづみやと連携 2月4日発売

下野新聞
2020年12月27日

 JR東日本大宮支社は23日、宇都宮市内で記者会見を開き、県産食材を使用して開発した新たな6次産業化商品「那須DORACAKE(ドラケーキ)」を来年2月4日から販売すると発表した。

 菓子製造販売いづみや(那須町高久甲、片桐俊輔(かたぎりしゅんすけ)社長)と連携し、1月から始まる本県の観光キャンペーンに合わせて開発した。

 パンケーキ仕立ての洋風どら焼きで、いづみやが自社の農園で生産したイチゴやブルーベリーを使用する。生地には高級卵「那須御養卵」を使い、3種類の味を用意した。

 新型コロナウイルスの影響で在庫過多になっていたイチゴとブルーベリーを有効活用した。両社が共同で6次産業化商品の開発に取り組むのは2018年春の「御用邸の月 完熟とちおとめ」に続いて2品目となる。

 6個入り(3種類・各2個)で1080円。JR那須塩原駅や宇都宮駅、ショッピングサイト「JRE MALL」で販売する。

 同支社の大西精治(おおにしせいじ)支社長は「引き続き地域経済の持続的な活性化のためにできることを取り組んでいきたい」と話した。

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