鮮やかポピー 笑顔も満開 茨城・下妻
茨城新聞
2025年5月19日

茨城県下妻市鎌庭の鬼怒川河川敷にある「鬼怒フラワーライン」で、市民が育てた約50万本のポピーが満開となっている。18日には「花とふれあいまつり」が開かれ、訪れた人たちは色鮮やかな花々を楽しんだ。
河川敷は南北数百メートルにわたって、赤やピンクのシャーレーポピー、黄色のカリフォルニアポピーによって彩られている。汗ばむ陽気となったこの日は、半袖姿の来場者が、色とりどりのポピーに見とれていた。30年以上、ポピーを育てている市民グループ「花と一万人の会」によると、今年は花付きが良く、見頃は1週間程度という。
同会の飯島順一会長(72)は「このまつりには毎年1万人以上が訪れていて、多くの人たちに愛されているのを感じている。まつりを通じて地域の絆が強まり、みんなが元気になれば」と話した。