“千人”を超える1200人がずらずらと 世界遺産の日光東照宮で「千人武者行列」

下野新聞
2025年5月20日

栃木県日光市山内の世界遺産・日光東照宮で18日、春季例大祭のハイライト「百物揃千人武者行列」が行われ、きらびやかな衣装を身にまとった大人から子どもまでの市民ら約1200人が表参道を練り歩いた。

武者行列は、1616年に亡くなった徳川家康が翌17年に、静岡・久能山から日光に改葬された際の行列を再現した祭典で、「神輿渡御祭(しんよとぎょさい)」とも呼ばれる。

午前11時ごろ、馬に乗った神職や鎧武者、鉄砲持ちなど53種類の役割に扮した市民らが日光二荒山神社から約1km先の御旅所に向けて行進。参道を埋めた観衆は行列の勇壮な姿を写真に収め、家康らを祭るみこし3基にさい銭を投げ入れた。

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