熱々スープで“充電”  韓国家庭料理 松家 純豆腐チゲ

下野新聞
2021年11月28日

 土鍋の中で真っ赤なスープがぐつぐつ。あ~、おいしそう。銀の箸とスプーンを手にすれば、韓国に来た気分。純豆腐(スンドゥブ)チゲ(ランチ880円、おかず3品、ライス付き)、いざ、いただきます。

 熱々のスープを一口。アサリのだしが利いていておいしい。唐辛子のうま味も感じる。見た目ほど辛くなく、頼めば辛さを調節してくれる。中には絹豆腐、卵、ネギ、タマネギ、しめじ…。豆腐は1丁の半分の量。たっぷり食べられてうれしい。

 次は真っ白なご飯をスープに浸して食べる。これがうまい。どんどん食べ進める。アサリの身もいただく。そろそろ卵の黄身を割るとするか。とろ~り。卵とこのスープとご飯の組み合わせ、最高だ。

 「純豆腐チゲのスープには、牛の骨を煮込んだソルロンタンのスープを使っているのがこだわり」とオーナーの宋暎淑(ソンヨンスク)さん(53)。韓国では昔から、身体が弱っているときはソルロンタンを飲むと元気になると言われているそう。私もしっかりパワーを充電できた。チャル、モゴッスムニダ!(ごちそうさまでした!)

 ■メモ 宇都宮市塙田2の1の2ピアシティ塙田1階▽営業時間 午前11時半~午後2時、午後5~11時半▽定休日 月曜日▽(問)028・621・2460

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