《茨ぱん(ibapan)》くるみとレーズンカンパーニュ かがやきShop(水戸市) 香りと食感が楽しい

茨城新聞
2021年7月10日

「シンプルで体に優しいパン作り」をモットーに無添加のパンを製造、販売する水戸市のかがやきShop。世界遺産「白神山地」でできた「白神こだま酵母」を使用し、小麦は全て北海道産というこだわり。ふんわりもっちりとした食感だ。

同店は、障害者の自立や就労支援を行う障害福祉サービス事業所「かがやき」が運営。パン作り担当の利用者約10人が同店や事業所で原料を量ったり、生地をこねたりして製造に励む。2003年の開所当時からパン作りを主導してきた前施設長の浅野園子さんは「利用者さんとスタッフとともに、優しい気持ちを込めて作っている」と笑顔。

一番人気の「くるみとレーズンカンパーニュ」(560円)は、細かいクルミとレーズンが生地に練り込んである。「クリームパン」(150円)は、滑らかなクリームの中に隠し味として自家焙煎(ばいせん)した深入りコーヒー豆が混ぜ込んであり、甘さ控えめ。「食パン」(1斤360円、半分180円)は砂糖と塩だけを使用した素朴な味わい。「メロンパン」(130円)は外がカリカリ、中はふわふわ。バターの風味がしっかりと香る。

水戸市六反田町の水戸中央病院1階の売店隣でもパンを販売している。

水戸市見川4の387の1

定休は土・日曜日

午前10時~午後6時(10~3月は午後5時まで)

(電)029(350)2929

地図を開く 近くのニュース