「むさしの森珈琲」開店　ひたちなかに茨城県内初　すかいらーくHD新業態　

外食大手のすかいらーくホールディングスは29日、茨城県内初出店となる「むさしの森珈琲　ひたちなか西光地店」をひたちなか市東石川にオープンした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食店舗を取り巻く環境は厳しいが、同社は3月末までに新たに県内へ3店舗をオープン予定。

「むさしの森珈琲」は2015年から展開する新業態で、高原リゾートの珈琲店をイメージし、ゆったりとくつろげる空間を提供するなど「ゆとりの癒やし空間」がコンセプト。メニューは、注文ごとにメレンゲを立てて生地を合わせて焼き上げ、雪のような口溶けのパンケーキや、旬の豆を使用したコーヒー「オーガニックスペシャル」のほか、食事メニューも豊富。

この日は空席待ちが出るなど盛況で、店内で提供するオムライスやベーコンエッグサンドなどをテークアウトする人も多かった。同店の神山裕美マネジャーは「非日常を味わってもらえれば。行きたくなるお店を目指しており、大勢の方にゆったりと過ごしてほしい」と話した。