常磐大がサバのレトルトパック開発 ヨークベニマルと 県内41店で販売
茨城新聞
2021年6月21日
「若者の魚離れ解消」をテーマに地魚消費拡大プロジェクトに取り組んでいる常磐大は食品スーパーのヨークベニマル(福島県郡山市)と共同開発したサバのレトルトパック「IBARAKI SABA CURRY」を茨城県内のヨークベニマル41店舗で発売した。カレー味のほかにトマト味も用意した。
同大人間科学部健康栄養学科の飯村裕子助教のゼミに所属する3、4年生7人がレシピを考案。昨年9月から商品開発を始め、今年5月に完成した。茨城県沖で水揚げされたサバの切り身が4切れ入っている。
食べる際の手間を減らすため、湯煎や電子レンジで加熱調理するか、そのまま常温でも食べることができる。同大の担当者は「今までの地魚プロジェクトを踏まえた商品で、味付けも若者向け。ぜひ食べてもらいたい」とアピールした。