《茨ぱん(ibapan)》歯応えもっちり、クリームたっぷり Morue(モリュ) ユニデプー・ラ・ファリーヌ(鹿嶋市)

茨城新聞
2021年6月9日

常時60種類以上のパンが店頭に並ぶ。地元茨城県鹿嶋市では“ラ・ファリーヌ”の愛称で知られ、フランスで修業した同市出身の福士豪大さん(46)がオーナーシェフを務める。「子どもからお年寄りまで、幅広い方に食べてもらいたい」と福士さんが心を込めて作るパンは好評を博している。

「Morue(モリュ)」(281円)は、もっちりとした歯応えのパンの中にめんたいこクリームがたっぷり。福士さんの妹で、同店を手伝う市村てるみさん(45)は「調理パンで一番人気です」とほほ笑む。

ブリーチーズとローストしたクルミ、蜂蜜が入った甘じょっぱい味わいの「ライ麦サンド」(259円)や、焼きカレーパンの「Pain au Curry(パン オ キュリー)」(173円)、コーヒーとシナモンが香る生地に、マカダミアナッツが入ったクイニーアマンの「Cafe Macadamia(カフェ マカダミア)」(238円)といった、通好みの味から定番まで、多種多様なパンが味わえる。

パンのほとんどが午後3時半ごろには売り切れてしまうため、午前中の来店がお勧め。福士さんは「今後も地元の方に愛されるようなパン屋でいたい」と意気込む。

鹿嶋市宮中2038の71
定休は日・月曜
午前9時~午後5時
(電)0299(95)7258

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