甘み十分、出来上々 イチゴ収穫最盛期 産出額全国2位の鉾田
茨城新聞
2021年1月19日
全国有数のイチゴ産地、鉾田市で、収穫が最盛期を迎えている。甘い香りが漂うビニールハウス内で、生産者が真っ赤に色づいた実を丁寧に摘み取っている。
同市のイチゴは市町村別産出額で全国2位(2018年)を誇る。同市徳宿のJAほこた苺部会の鎌田悟志部会長(43)方では、ハウス33棟、計約8500平方メートルで「とちおとめ」約6万4千株を栽培。咋夏の猛暑の影響で、例年より10日ほど遅い昨年11月下旬から収穫を始めた。
12月に天候に恵まれたこともあり「甘みも増して上々の出来」と鎌田さん。大粒で鮮やかな赤色の実を手に取り、次々とかごに入れていた。作業は5月下旬まで続く。