トマトのうま味、麺と調和 トマトらーめん らーめんの秀龍(しゅうりゅう)(真岡)

下野新聞
2020年12月5日

 オレンジ色のスープに浮かぶ緑色のブロッコリー。鮮やかな色合いがひときわ目を引くのは、店の人気メニュー「トマトらーめん」(700円)だ。

 店はオーナーの叶内哲也(かなうちてつや)さん(51)、弥千代(やちよ)さん(54)夫妻が切り盛りする。トマトらーめんは、弥千代さんのトマト好きが高じて「スープパスタのようなラーメンができたらいい」と開発したそうだ。

 スープは、豚骨や鶏がらのラーメンスープと特注のトマトペーストをブレンド。トマトの爽やかなうま味が感じられるスープと細麺の相性がよく箸が進む。「ザクザク」という食感を楽しめる炒めたキャベツとモヤシも加わり、スープの風味をより引き立たせる。好みでペッパーソースをかけることもできる。

 「食べるまでは敬遠されてしまうけど、食べるとハマる」と夫妻は言う。野菜たっぷりで体にもやさしく、リピーターが多いのにもうなずける。

 トマトらーめんのほか、「味噌(みそ)チャーシュー」(950円)もお薦めの一品。新型コロナウイルス対策にも力を入れており、今春の営業自粛期間中には「3密」対策としてテラス席を増設した。テークアウトも全品で受け付けている。

 【メモ】真岡市さくら4の1の25。午前11時~午後2時、午後5~9時。木曜定休。(問)0285・74・1970。

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