弾ける食感 トマト発売 栃木・パナプラス 自社栽培の第1弾
下野新聞
2019年2月27日
家庭菜園用苗生産のパナプラス(栃木市大久保町、小竹花絵(こたけはなえ)社長)は、自社栽培し販売するトマトの第1弾商品としてミニトマト「こくパリッ」を発売した。甘みと酸味のバランスが良く、こくがあり、皮がぱりっと弾ける食感が特徴だ。
高級タイプで、「都市部の百貨店やレストランに売り込みたい」と小竹社長。140グラム600円程度での販売を想定している。
苗生産を通し、「食べてみて感動するトマト」(小竹社長)に出合ったことから、2年前、本格的にトマト栽培を始めた。今回、苗生産のため収集した苗の中から選び出したミニトマトに「こくパリッ」と名付けた。
テスト販売などでも好評で、日本野菜ソムリエ協会(東京都)の月例品評会では昨年12月、銀賞に輝いた。道の駅どまんなかたぬま(佐野市)など、県内外の一部道の駅で販売している。海外富裕層向けに3月、タイへ試験的に輸出する。
第2弾として、皮が非常に薄く甘いミニトマト「つやぷるん」の販売も、年内に予定する。