高原の恵み 丸く甘く 「塩原かぶ」収穫

下野新聞
2021年5月21日

 那須塩原市塩原地区で「塩原かぶ」の収穫が最盛期を迎えている。

 塩原かぶは標高約600~700メートルの高地で栽培される。昼夜の寒暖差がみずみずしさと甘さを際立たせ「トロかぶ」とも呼ばれる。

 同市中塩原、小山吉信(こやまよしのぶ)さん(69)方は今月上旬に初収穫を迎えた。20日は夜明け前の早朝から収穫と選別、洗浄などの出荷作業を手際よくこなしていった。小山さんは「5月初めに降ひょうがあり心配したが、順調に生育した」と話した。

 塩原温泉観光協会では、同温泉街でカブを使った料理を楽しめる「ウェルかぶ塩原キャンペーン」を6月末まで展開している。

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