栃木県民おなじみの「モロ」でご当地バーガー 宇都宮商業高が開発

下野新聞
2016年6月23日

 【宇都宮】宇都宮商業高ビジネス研究部とIFC栄養専門学校は、県のご当地バーガー「モロバーガー」「モロライスバーガー」を共同開発し22日、作新学院大の学生食堂で計100食を販売した。県内でよく食べられているネズミザメの切り身「モロ」をメイン食材としてご当地感を演出。今後は高速道路のサービスエリア(SA)などへの販路拡大を目指し、本県のPRや活性化につなげたい考えだ。

 同部の一部生徒は昨年、海鮮クリームコロッケを具材にした「栃木県民バーガー」を開発。同年12月8日に県庁の生協食堂で販売した経緯がある。今年は県のご当地バーガーを作りたいと考え、モロを使った二つのバーガーを企画。調理はIFC栄養専門学校にお願いし、完成させた。

 モロバーガーの具材は、タルタルソースをかけたモロの南蛮漬け。たまり漬けのラッキョウを加えたタルタルソースが特徴だ。モロライスバーガーの具材はマーボーナスのかかったモロの竜田揚げ。ご飯にはたまり漬けのしょうゆを混ぜて成形し、焼き目を付けた。

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