はやぶさ2が来るぞ! 来年3月、館林・向井千秋記念子ども科学館

上毛新聞
2021年12月25日

群馬県館林市は23日、同市城町の向井千秋記念子ども科学館で来年3月18~22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が、小惑星りゅうぐうから地下の岩石破片を世界で初めて持ち帰った際の帰還カプセルの実物を展示すると発表した。県内での展示は初めてとなる。

展示されるのはサンプル容器などが収められたインスツルメントモジュール、カプセルの頭脳ともいえる搭載電子機器部、パラシュートなど計5点。実物大の探査機本体や再突入カプセルなどの模型も展示する。プラネタリウムで「HAYABUSA2~REBORN」などの関連作品を特別投影し、館内のミュージアムショップでも関連グッズを販売する予定。

新型コロナウイルス感染予防対策などのため、帰還カプセルの見学は完全予約制とする。1日11回で各回とも30分。定員は各回40人(午後3時15分の回以降は50人)。先着順。受け付けは2月5日午前9時から。同館オンライン予約サイト、または電話で申し込む。同館ホームページでも申し込める。

同館は5月に開館30周年を迎えた。特別展の期間中は無休で、開館時間を午前9時~午後7時とし、通常よりも2時間延長する。入館料は高校生以上が330円。

問い合わせは同館(電話0276-75-1515)へ。