電飾5.5万個に歓声 茨城・五霞の道の駅

茨城新聞
2021年12月2日

光の彩りでコロナ禍のまちを元気に-。茨城県五霞町ごかみらいの道の駅ごかで11月21日夕、イルミネーション点灯式が開かれ、10種類のモニュメントに飾り付けられた電飾5万5千個が大勢の観衆を魅了した。

同日開催された「五霞ふれあい祭り」のイベントの一つ。祭りは例年、地域の食をテーマにしていたが、新型コロナウイルス感染防止もあり、趣向を変更。町民をはじめ、近隣の多くの人を明るい気持ちにさせようと、初めて企画した。

電飾は和太鼓演奏の終了と同時に点灯。色とりどりの光が会場を一気に照らすと、親子連れから「すごい」と歓声が上がった。家族4人で訪れた町立五霞西小2年、須釜菜摘さん(8)は「思っていたより明るい。元気になった」と笑顔を見せた。

電飾は12月26日までの35日間、午後5~9時に連日点灯される。式典であいさつした染谷森雄町長は「末永く続いて、町の文化となれば」と期待感を述べた。

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