《茨城 桜めぐり》土浦・新川堤の夜桜 グラデーションになる花びら

茨城新聞
2021年4月1日

水のキャンパスに、光が星雲を描き出す。土浦市の新川堤では、川沿いの桜並木がライトアップされている。ソメイヨシノ約200本が川に覆(おお)いかぶさるように広がり、川面に反射する。街明かりなどと合わさり、一帯は色彩に包まれた。

ライトアップされた新川堤のソメイヨシノ。川面には桜や街明かりが反射する=31日夜、土浦市真鍋

 

 

同市永国の会社員、黒田栄さん(48)は「ここの桜はライトアップが好き。花びらが光に透けてグラデーションになるのが魅力」と話し、何度も写真に収めていた。

 

※茨城県は、これまでの新型コロナウイルス感染拡大の傾向を踏まえ、今月10日まで「まん延防止警戒期間」を設定。感染症対策を徹底し、花見での宴会を控えるよう呼び掛けている。

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