日立、久慈川の菜の花 苦難乗り越え開花

茨城新聞
2020年4月6日

 茨城県日立市留町の久慈川河川敷で育てられている菜の花が、昨年秋の台風19号による浸水被害を乗り越え、まぶしく咲き誇っている。
 
 昨年10月初旬に市立東小沢小の児童や市民が協力してJR常磐線の鉄橋周辺に広がる花畑約3ヘクタールに種をまいたが、川の増水で出たばかりの芽が流されたため、「久慈川菜の花エコネットワーク推進会」のメンバーが種をまき直した。
 
 夫婦で訪れた市内の男性(82)は「(新型コロナウイルスの影響で)家にこもりがちだが、花巡りを楽しみたい」と話した。
 
 見頃は来月初旬まで。26日に「久慈川菜の花まつり」を開催予定。

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