「つけ汁うどん」新定番へ 道の駅もてぎ もち麦使用、6日店開業

下野新聞
2021年3月6日

【茂木】道の駅もてぎは6日、新メニュー「つけ汁うどん」の提供店を構内に開業する。近年人気の「もち麦」をうどんの粉の一部に使い、独自性を出した。人気の「もてぎのゆず塩ら~めん」に続く新たな定番メニューに育てたい考えだ。

店は「十石屋」の屋外店として週末と祝日にゆず塩ら~めんを販売してきたテントを転用。休業日以外常時営業する「もてぎつけ汁うどん店」(約40席)に改装した。3、4日のプレオープン後、6日に正式オープンする。

メニューは県の魅力を凝縮したうどんに絞り、本県が二条大麦の主産地であることから、健康志向の県内産大麦「もち麦」を一定量小麦粉に混ぜたオリジナル麺を、茂木の大兼製麺と共同開発した。やや太めで腰があり、もちっとした食感に特徴がある。

「肉汁うどん」「きのこうどん」(各720円)の2種に、2個のゆずいなりと組み合わせたセット(各900円)を用意。豚肉には臭みがない県内産「さくらポーク」、4種のキノコやネギなど野菜類も極力町内産や県内産を使う。

河又正光(かわまたまさみつ)支配人は「もち麦を使う生麺でうどんメニューを提供している店はあまり聞かない」と独自性を強調した。営業時間は平日午前11時~午後2時(土日祝日3時)。

(問)同道の駅0285・63・5671。

地図を開く 近くのニュース