季節の花 触れて散策を クリスマスローズガーデン開園

上毛新聞
2021年3月6日

 造園業を営む木村聡さん(62)が桐生市川内町に「桐生クリスマスローズガーデン」をオープンした。庭園は約1万6000平方メートルあり、季節ごとの草花が楽しめる。築約150年の古民家を改修した多目的ホールも備える。自然に近い形で散策を楽しめる庭園に、市内外から多くの人が訪れている。

 木村さんは55歳から造園を始めた。高崎市で庭園を営む富沢登さんに師事し、仲間に支援されながら広大な土地を6年かけて開墾した。

 園内には見頃を迎えるクリスマスローズやスノードロップの他、アジサイなどが植えられている。野生のサクラやつるに巻かれたウメ、昔の水路跡などはそのまま残し、子どもたちが花に触れられるよう柵も減らした。
 木村さんは「今の子どもにも里山で遊ぶ体験をしてほしい」と話した。

 午前10時~午後4時。月曜休み(来月以降未定)。入園料はコーヒー付きで500円。多目的ホールは平日1時間2000円などで借りられる。問い合わせは同園(0277-46-7031)へ。