パスタとソース、別に提供 ほうれん草とベーコンの和風醤油パスタ すまいるぱぱ(真岡)

下野新聞
2021年1月25日

 直径15センチ、高さ10センチほどの2段重ねのカップから漂う香りが食欲を誘う。上段にはパスタソース、その下にパスタが収まる。時間がたってもおいしく食べられるように工夫された提供法は、テークアウト専門店ならではだ。

 定番の一品は「ほうれん草とベーコンの和風醤油(しょうゆ)パスタ」(500円)。2種類のしょうゆだれをブレンドし、ホウレン草とベーコン、シメジを合わせたソースをパスタにかけて混ぜると、麺とよく絡み食が進む。

 麺は時間がたってももちもち。店主の三浦整(みうらひとし)さん(49)は「ゆでた後に炒めるのがポイント」と明かす。カップのまま電子レンジで温めることもでき、ありがたい。

 店は「夫婦で飲食店をやりたい」と考えていた三浦さんと妻靖恵(やすえ)さん(47)が2016年にオープン。2人で店を回せるようテークアウト専門店にしたという。18種類のパスタと30種類のパフェを取りそろえている。

 人気商品には「カルボナーラ」(500円)や「揚げ茄子(なす)のトマトソースパスタ」(600円)などもある。夫妻は「下を向きがちな世の中ですが、パスタを食べて温かい時間を過ごしてほしい」と笑顔を浮かべた。

 【メモ】真岡市熊倉3の18の12。午前11時半~午後4時(平日は同2時)。水曜定休。レジ袋は有料。電話注文後の来店を勧めている。(問)0285・81・5852。

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