干し芋、自販機でどうぞ ひたちなかの生産・販売業者 国道沿いに設置

茨城新聞
2021年1月25日

干し芋を生産、販売するひたちなか市の男性が同市馬渡の国道245号沿いの畑に干し芋の自動販売機を設置し、19日から販売を始めた。ユニークな取り組みで話題性を高め、干し芋の魅力をPRする。

自販機を設置したのは同所で「ホシイモBASE TAKASHIYA」を運営する黒沢太加志代表(43)。バイク販売業から一念発起し、2015年4月、干し芋の生産、販売を始めた。新しい干し芋のイメージをつくろうと、バイク業で培った「カッコイイ」をテーマに独自デザインの商品や店舗を設け、19年度の「いばらきデザインセレクション」に選定された。

自販機は他の飲料と一緒に、箱に入った平干し170グラムとカップに入った丸干し140グラムの2種類を10度以下で冷蔵し、ともに650円で販売している。

黒沢代表は「自販機で干し芋が買えるのは珍しい。多くの人にひたちなかの有名な干し芋を知ってもらうきっかけになれば」と期待した。

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