味わい深い県産品揃い とちぎ和牛スネ肉のカツレツ 和食レストラン麻希 高根沢
下野新聞
2021年1月19日
ビーフシチューの肉を揚げたような食感。箸で切れる柔らかさも特長だ。
デミグラスソースを作る過程で、とちぎ和牛のすね肉をブロック状にして8時間ほど煮込む。赤ワインや野菜などソースのうま味が肉に染みこんだ段階で取り出し、形を整える。輪切りにし、パン粉をまぶして揚げ、デミソースをかけて仕上げるのが「とちぎ和牛スネ肉のカツレツ」だ。
キャベツやトマトといった生野菜とポテトサラダが彩りを添える。定食(1980円)には、昨年取り入れた県産ブランド米「とちぎの星」のご飯とみそ汁、小鉢、おしんこも付く。
とちぎ和牛は、地元業者と提携して仕入れる。店主の加藤啓二(かとうけいじ)さん(67)は都内での修業後、地元高根沢に店をオープン。昨年4月で30周年を迎えた。「地産地消に貢献できれば」と、町内産の野菜や果物を使ったジャムやコンポートなども販売し、好評だ。
店舗はログハウスで、高さのある空間が開放的。天窓は常に開け、換気などにも配慮している。
【メモ】高根沢町光陽台4の5の2。午前11時~午後3時。午後5~9時(月、木曜除く)。日曜祝日午前11時~午後8時。火曜定休。(問)028・675・5181。
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