米菓「ごま好き」金賞に 丸彦製菓 県内初 ウェルネスフードアワード
下野新聞
2022年8月11日
米菓製造販売の丸彦製菓(日光市芹沼、山田邦彦(やまだくにひこ)社長)のごま煎餅「ごま好き」が、「第5回ウェルネスフードアワード2022」のOYATSU部門で最高賞の金賞を受賞した。同部門の金賞を米菓が受賞するのは初めてで、県内企業の受賞も初という。
同アワードは7月末、都内で開かれた健康的なライフスタイルのための総合展示会「ウェルネスライフジャパン2022」の中で開催された。食品素材部門など4部門のうちOYATSU部門は、機能性向上や天然素材を使用した間食、食事の代わりとなるおやつが対象。今回は21社からエントリーがあった。
同社によると、ごま好きは、生地に占める黒ごまの割合を60%に高めた栄養機能食品で、豊富なカルシウム、マグネシウムを摂取できる。免疫力の活性化が期待できる植物性乳酸菌や、ゴボウ2本分に相当する食物繊維も配合し、一般的な甘辛せんべいと比べると糖質量は約半分という。
同社品質管理室は「お客さまの健康への願いがものすごく詰まった商品。当社の思いや社会が良くなるようにという願いが報われ、大変うれしい」としている。
1袋7枚入り、292円。県内スーパーなどで販売している。