カフェ併設、土産品並ぶ 日光 金谷菓子本舗きょう開店
鬼怒川金谷ホテル(日光市鬼怒川温泉大原)などを運営する「KANAYA RESORTS(カナヤ リゾーツ)」(東京都渋谷区、金谷譲児(かなやじょうじ)社長)は、同社の新ブランドで焼き菓子を中心に扱う物販店「金谷菓子本舗」を立ち上げた。2日、日光市の東武鬼怒川温泉駅前に新店舗がオープンするのに先立ち1日、内覧会が開かれた。カフェも併設しており、県内外から大勢の旅行客が降り立つ同駅前でさらなるブランド力向上を図る。
店舗面積は約200平方メートル。同社が運営していた旧コンビニの店舗を全面改装した。カウンターに大谷石を使ったほか、開放的な空間で土産品などとして新たに開発したオリジナル品を販売する。
店内には、直営工場で焼き上げた「チーズビスケ」など3種類のクッキー(各30枚入り、2300円)や、ハート形をしたザラメ付きの「はーとパイ」(12枚入り、1900円)などが並ぶ。商品のデザインに、同ホテルならではのガラスアートなどを取り入れた。
売り場の奥にはカフェも設置。40席あり、軽食のほか、ランチタイムには「和風ビーフシチューライス」(1980円)などを提供する。電源も備え、鉄道出発までの休憩など、同駅利用客の来店を見込む。
金谷社長は「ホテルの雰囲気などを多くの人に感じてもらうとともに、地域の情報発信や鬼怒川温泉の魅力アップにも寄与したい。可能であれば今後、県外への出店も目指したい」と話した。(問)金谷菓子本舗0288・77・1180。