ご飯に合う肉のうま味 特製味噌からあげ弁当 ファーマーズキッチン佑(栃木)

下野新聞
2021年10月30日

 「お米農家の弁当屋」として2015年にオープンした「ファーマーズキッチン佑」の1番人気は特製味噌(みそ)からあげ弁当(550円、11月から580円)。代表の江田佑樹(えだゆうき)さん(42)が、ご飯に合うおかずとして選んだから揚げが主役の一品だ。

 こうじみそなどを使った特製タレに鶏モモ肉を漬け込んで作るから揚げはやわらかく、子どもにも人気という。「粉を付けて5分置く」「余熱で火を通し、さらに1分揚げる」。サクッとした食感やジューシーな味わいを増すため、揚げ方にもこだわる。

 ご飯は自家製の小野寺産コシヒカリ。江田さんは「化学合成肥料を使わず、発酵鶏ふんで米作りをしている。もっちりとした食感や甘みが特長」と語る。

 特製味噌からあげは量り売りもあり、ゴルフ帰りの客なども多いという。「お客さまに飽きがこないよう心掛けている」と話す江田さん。ハンバーグや豚のしょうが焼きなど定番の弁当のほか、広島産カキフライ弁当など期間限定メニューも用意している。

 【メモ】栃木市岩舟町小野寺2557。午前10時~午後1時、午後4~7時。日曜定休(臨時休業あり)。食材費の上昇に伴い、11月から値上げ。(問)0282・25・7286。

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