「飲むモンブラン マロンシェイク」 水戸商高生考案 31日まで水戸駅で販売
茨城新聞
2020年12月8日
茨城県牛乳普及協会(朝倉実行会長)が運営するJR水戸駅のミルクスタンド「ミルスタ」は、県立水戸商高の3年生が考案した「飲むモンブラン マロンシェイク」を発売した。県産牛乳と笠間市の栗を使用した、ケーキのように甘く栗の風味豊かなドリンクだ。価格は400円(税込み)。
考案したのは同校国際ビジネス科の中西桃さんと中島宙希さん。同校では商品開発の授業を行っており、生徒は一年を通じて商品の企画、企業や飲食店への提案、販促活動などを体験する。2人は放課後によく利用するミルスタの商品を考えたいと、ケーキのモンブランをテーマにした商品を企画。レシピ案や商品コンセプトを書いた企画書、販促ポップなどを作成し、同協会に提案した。中島さんは「大人を相手に、自分たちの考えた商品を提案するのはとても緊張した」と話す。
商品化されたシェイクを試飲した中西さんは「家で試作したものよりおいしくなっていた。提案を受け入れ、こうして形にしてもらえてうれしい」と笑顔で話した。
朝倉会長は「2人のおかげでおいしい商品ができた。12月末まで1カ月限定の販売ではあるが、好評であれば延長も検討したい」とした。
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