地酒バーで酒蔵フェア 銘酒の楽しみ方説明 水戸駅とつくば駅
茨城新聞
2021年10月25日
茨城県がJR水戸駅とつくばエクスプレスつくば駅に設置した「いばらき地酒バー」で、酒蔵の杜氏(とうじ)や職人などが来店客に銘酒の楽しみ方などを説明する「酒蔵フェア」が始まった。水戸駅の店舗で行われている根本酒造(常陸大宮市)を皮切りに、約2週間ごとに県内酒蔵の銘柄を入れ替えながら来年3月まで実施予定。
フェアで提供される「3種飲み比べセット」は、通常店頭に置いていない限定メニュー。60ミリリットルのカップに入った地酒3種類に振る舞い酒が付く。価格は800円。
緊急事態宣言の影響を受け、予定よりも1カ月以上遅れての開催となった。地酒バーを運営するいばらき食文化研究会(水戸市)の井坂紀元社長は「やっとここまで来られたという気持ち」と酒類提供の再開を喜び、「多くの方に県内の酒蔵を知ってもらい、日本酒を楽しんでほしい」と力強い口調でアピールした。
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