木内酒造が新店舗 茨城・石岡駅西口に10日オープン 日の丸ウイスキー味わえる

茨城新聞
2022年7月8日

木内酒造(茨城県那珂市、木内敏之社長)は7月10日、同社が同県石岡市内で製造する「日の丸ウイスキー」を味わえる店舗を、JR石岡駅西口の石岡ステーションパーク1階「かんばん横町」(同市国府)にオープンする。

店舗名は「日の丸ウイスキー 石岡TastingRoom(テイスティング・ルーム)」。広さは約20平方メートルで、カウンター7席、テーブル4席を備える。

ウイスキーは同社が、自社酵母と県産の麦や米を使って八郷蒸留所(同市須釜)で製造し、7月から販売を開始する。すでに、5月に開かれた「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」の洋酒部門で金賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

同社によると店舗では、さまざまなたるで仕込んだ原酒を用意し、甘みや香りの違いを楽しめる。ウイスキーに合うハムやナッツなども提供する。

同社店舗事業部の国井元耶さんは「八郷蒸留所やいばらきフラワーパークなどを訪れた後、帰りの電車の待ち時間などに利用してもらうことをイメージしている」と話している。営業は火、水曜を除く平日午後3~9時と、土日曜午前11時~午後5時。