鉄道150周年で新作駅弁 JR水戸支社 地元事業者と2種開発

茨城新聞
2022年9月29日

JR東日本水戸支社は、鉄道開業150周年を記念し、地元事業者と連携した新作駅弁2種を開発した。新たな駅弁「奥久慈清流ライン号水戸駅~常陸大子駅駅弁の旅」(1550円)は17日に発売、「鉄道開業150年記念弁当~未来へつながる郷土食~磐城の国弁当」(1580円)は10月1日から販売を開始する。

しまだフーズ(水戸市)が提供する「駅弁の旅」は、奥久慈しゃもの肉そぼろや肉煮などが味わえ、アクアマリンパークウェアハウス(福島県いわき市)がつくる「磐城の国弁当」は、ホッキ貝やサンマのかば焼きなど海の魚介類を中心に楽しめる。

ホッキ貝やさんまのかば焼など海の幸を中心に味わえる「磐城の国弁当」の中身のイメージ(JR東日本水戸支社提供)

 

二つの駅弁はJR東日本管内の駅弁などを対象に、人気投票で「駅弁大将軍」を決める10月1日~11月30日開催の「駅弁の陣2022」にエントリーする。

そのほか、今回は10~12月の3カ月間に茨城県内各地で行われる「茨城プレデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせた新作オリジナル駅弁「あさりごはんと釜揚げしらす弁当」(1100円)も17日発売した。

駅弁は東京駅構内の駅弁屋「祭」のほか、「駅弁の旅」と「あさりごはんと釜揚げしらす弁当」はNewDays勝田、同ミニ水戸7号、「磐城の国弁当」はNewDaysミニ泉、同湯本、同いわきなどで販売する。