コロナ収束、祈り 初詣客、例年下回る 鹿島神宮 感染予防策を徹底

茨城新聞
2021年1月3日

鹿嶋市宮中の鹿島神宮は年が明けた同日午前0時ごろから、若者たちを中心に初詣客が参拝。同神宮によると、人出は例年の半分ほどという。参拝前に両手などを清める手水舎は、感染予防のため使用中止とし、お札などを販売する授与所や境内で検温やマスク着用が義務付けられた。

日中は家族連れなどが相次ぎ訪れ、一部が歩行者天国となった参道で熊手やだるまを買い求める姿が見られた。取手市から訪れた会社員、河野隆之さん(36)は「1日も早くマスクを外して外出したい」とコロナ収束を祈願した。

同神宮は節分前までの分散参拝を呼び掛けている。

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