本場ドイツの味 バウムクーヘン新商品 鉾田の深作農園
茨城新聞
2021年1月3日
農業法人の深作農園(鉾田市台濁沢、深作勝己社長)は、バウムクーヘン発祥の地ドイツの伝統製法で作った「ドイツバウム」を発売した。ずっしりとした生地で素材の味を感じられる商品に仕上がった。
国立ドイツ菓子協会が規定する製法と材料で製造した。卵や小麦粉、砂糖、バターの比率や人工添加物不使用、油脂はバターのみなど決まりがある。
全卵ではなくメレンゲを作り、生地と合わせる製法で温度管理や手間が増えるが、「バウムクーヘンはドイツで高級菓子の一つ。2011年にドイツを訪れ、いつか作ってみたいと考えていた」と深作社長。
価格は1800円(税込み)。同農園内のバウムクーヘン専門店「ファームクーヘンフカサク」やネットショップで販売している。深作社長は「本場の味を再現できたと思う。味わってほしい」と話した。
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