こだわりのソースと細麺 フレッシュトマトとマスカルポーネのパスタ トラットリア・ココロ(真岡)

下野新聞
2020年10月14日

 真っ白なフレッシュタイプのチーズ「マスカルポーネ」の塊がひときわ存在感を放つ。イタリア産ホールトマトをタマネギやセロリとじっくり煮込んだソースにコクと甘みが加わり、麺と絶妙に絡み合う。パスタランチ(1500円)のレギュラー8種類のうち、「フレッシュトマトとマスカルポーネのパスタ」は人気メニューの一品だ。

 「新鮮野菜のペペロンチーノ」や「濃厚!大人のナポリタン」も固定ファンが多く、「スモークサーモンのクリームパスタ」(200円増)などクリーム系も充実している。

 「ソースは野菜や昆布だしを使って微妙に味を調えている」とオーナーシェフ若色謙次(わかいろけんじ)さん(43)。「食べ応えも必要ですが、もう一度味わってもらうには細麺がベスト」とパスタランチは全て直径1・4ミリで統一するこだわりぶりだ。

 ランチは「本日のパスタ」やリゾットも選べ、約10品が並ぶサラダバーと自家製フォカッチャ、デザート、ドリンクが付く。真岡市中心街に開店し丸6年。大正時代の洋館をリノベーションしたイタリア料理店は高級感が漂い、夜はワインと共にディナーコースやアラカルトも楽しめる。

 【メモ】真岡市荒町1105の1。午前11時半~午後2時、同5~9時。パスタやフルーツサンドのテークアウトもある。火曜定休。(問)0285・84・8008。

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