ふわっ、とろっ、しゃきっ 美栄卵のオムライス Intervallo~souvenir~(インテルヴァッロ スーベニール)(足利)

下野新聞
2020年4月20日

 カフェ「Intervallo~souvenir~(インテルヴァッロ スーベニール)」のオーナー及川真弘(おいかわまさひろ)さん(42)は、白鴎大足利高のサッカー部出身。「人として成長させてもらった街」に恩返ししようと、2018年にオープンした。同校の後輩でもある藤村実佳(ふじむらみか)店長(25)が料理、接客にあたる。

 益子焼の器で提供する食事のメニューは7品9種類。いずれも両毛地区の食材を使用し、地産地消にも力を入れる。

 店の一押しが、濃厚で甘みがありビタミンEが豊富という県産の「美栄卵(びえいらん)」を使ったオムライス。足利産の米を使ったチキンライスにはレンコンを忍ばせ、口に含むと「ふわっ、とろっ、しゃきっ」の三つのアクセントが楽しめる。「普通のオムライスにはあまり使われない食材で当店らしさを出した」と、及川さんはこだわりを話す。

 デミグラスソース(970円)と牛肉とトマトのソース(1170円)から選べる。テークアウトも可能だ。

 店名のインテルヴァッロはイタリア語でサッカーの「ハーフタイム」などの意味。忙しい日常の中に、一息付ける空間と時間を提供したい。そんな思いが込められているという。

【メモ】足利市大町6の4。正午~午後6時ごろ(季節によって変更あり)。不定休。(問)080・8084・3009。小山市に1号店がある。

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