水戸の萩まつり3日開幕 偕楽園で25日まで 多彩催し、ライトアップも

茨城新聞
2022年9月2日

第55回水戸の萩まつりが3日、水戸市常磐町の偕楽園で開幕する。宮城野萩を中心に白萩や山萩、丸葉萩など計約750株の萩が咲き競い、秋の風情を演出する。中秋の名月に合わせ、10日には体験型イベントなども行う。まつりは25日まで。

偕楽園の萩は、水戸藩第9代藩主の徳川斉昭が仙台藩から譲り受け、偕楽園創設(1842年)とともに植えたのが始まりとされる。まつり期間中の土日祝日は午前10時~午後3時まで、歴史アドバイザー水戸による無料観光案内が行われる。日没から午後9時までは萩のライトアップもある。
 

10日は「The Harvest Moon Night」と題し、キャンドルづくりや水府提灯(ちょうちん)の貸し出し、人力車の運行などが開かれる予定。同日、偕楽園の開園180周年記念事業として天体観測も行う。

問い合わせは水戸観光コンベンション協会TEL029(224)0441へ。