笠間の菊まつり 色とりどりの花 見頃

茨城新聞
2018年11月6日

笠間市の笠間稲荷神社をメイン会場に開かれている「笠間の菊まつり」(同まつり連絡協議会主催)が見頃を迎え、黄色やピンクなど美しい菊花が参道や境内を華やかに彩っている。

今年で111回目。神社内には、大菊、懸崖(けんがい)、千輪咲きなど丁寧に育てられた上質の菊花が並ぶ。ベテラン菊師が約1年間かけて準備した菊人形展は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の名場面全10景を再現した。

今回から、門前通りに整備された「かさま歴史交流館井筒屋」の広場や窓辺でも展示され、まつりの新たなスポットとして人気を集めている。同市が5月にドイツ・ラール市と友好都市締結したことにちなみ、窓辺に花々を飾るヨーロッパの習慣に倣ったという。

まつりは25日まで。(沢畑浩二、写真は高松美鈴)

地図を開く 近くのニュース