境内に涼しげな音色 茨城・下妻の大宝八幡宮「風鈴まつり」 31日まで

茨城新聞
2022年8月5日

茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮(山内雄佑宮司)で1日、「風鈴まつり」が開かれている。連日猛暑となる中、参道両脇につるされた約1300個に上る色とりどりの風鈴が揺れ、境内に涼しげな音色が響いている。

鈴の音色は邪気を払い、清浄をもたらすとして、コロナ禍で落ち込んだ機運を少しでも高めようと、2020年夏に始まった。

風鈴は事前に大宝保育園の園児や参拝者が絵付けした。短冊には「世界平和」「コロナがなくなりますように」などの願い事が書かれている。家族4人で千葉県我孫子市から訪れた橋本知典さん(46)は「やさしい音色で、涼しく感じられた」と話した。

風鈴の展示は31日まで。日暮れから午後9時ごろまで、毎日ライトアップされる。