茅の輪くぐり招福 水戸、水戸八幡宮

茨城新聞
2017年7月1日

水戸市八幡町の水戸八幡宮で6月30日、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式があり、参拝者が茅(ち)の輪をくぐり無病息災や除災招福を祈った。

半年間の汚れを紙人形(かみひとがた)に移し、祭祀(さいし)の後に那珂川に流し清め茅の輪をくぐる神事。江戸時代の書物「常陸国水戸領風俗問状答(といじょうこたえ)」に「八幡の社内にて参詣人に茅の輪をくくらしむ」という記述があり、神事は創建以来400年続く。

神職、巫女(みこ)に続き、参拝者は行列をつくり、茅を手に持ち境内を巡り、茅の輪を3度くぐった。町廻(まわ)りの神事として神楽獅子も奉納された。

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