多彩アジサイ2000株 常陸大宮の鷲子山上神社 

茨城新聞
2021年7月2日

茨城県常陸大宮市と栃木県の県境にある鷲子山上(とりのこさんしょう)神社(長倉樹(たてる)宮司)で、約2000株87種のアジサイが見頃を迎え、山あいの境内を多彩な色で包み込んでいる。

アジサイは約10年前に、地元の人々から寄付された約400株を植栽したのが始まり。元々花が好きだった妻の澄子権禰宜(ごんねぎ)と共に、ピンクや紫などさまざまな種類の株を年々増やしていった。

神社は標高約470メートルの鷲子山頂に位置し、朝晩の気温が麓より低いことから、平地よりも開花時期が遅い。今年は例年より5日早い6月15日ごろに色づき始め、発色も良いという。澄子権禰宜は「コロナ禍の疲れを色とりどりのアジサイで癒やしてほしい」と話した。見頃は7月中旬まで。

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