繊維事業者などウクライナ支援 スカーフを国旗色に
上毛新聞
2022年4月7日
ロシアによる侵攻を受けるウクライナを支援しようと、群馬県桐生市の繊維関連事業者などでつくるグループ「風の会」の展覧会が5日、同市の有鄰館で始まった。天然素材を使ってウクライナの国旗にちなんだ色に染めたスカーフなどのチャリティー販売もしている。10日まで。
市内に拠点を置く村田捺染(なっせん)加工や毒武織物、花こう、太田市の木工房TAKEの計4事業者が参加。草木染で青や黄色に仕上げた絹スカーフをはじめ、樹木の手彫りアクセサリーなどが並ぶ=写真。
同グループ代表の村田紳光さんは「草木染を見ていると、自然の中にいるような感じになる。身の回りにある色に関心を持つきっかけになれば」と話している。
先月に続く2回目の企画で、会場を変更して実施した。前回の売上金の一部に当たる約17万円はウクライナ大使館に贈るという。
午前10時~午後5時。問い合わせは同館(☎0277-46-4144)へ。(千明良孝)