初日の出に輝く船出 八ツ場観光船が運航開始
上毛新聞
2022年1月4日
2022年元旦、群馬県長野原町の八ツ場ダム湖「八ツ場あがつま湖」で運航する観光船が、初日の出を鑑賞する特別便として出航した=写真。雪が降る中で乗船した同町横壁の住民約30人は午前8時半ごろ、山あいから太陽の輪郭を拝み、歓声を上げた。
ダム建設に伴う水没地区の地域振興策として誕生した観光船は、1日が営業開始日で、住民へのお披露目の場となった。住民は雪雲の中から見えた朝日に、新年の希望を託していた。
観光船は町が委託する日本水陸両用車協会(東京都)が1日5便運航し、同町横壁の「八ツ場湖の駅丸岩」を発着地点に約40分で周遊する。4、5の両日は休業。問い合わせは同協会(080-2489-6600)へ。