桜の「乙女」華やか 宇都宮・県中央公園

下野新聞
2021年12月13日

 11日の県内は日中暖かな日差しに恵まれ、好天となった。宇都宮地方気象台によると、最高気温は宇都宮で13・1度、佐野と那須烏山で14・5度を記録し各地で平年より2~5度ほど高かった。

 宇都宮市睦町の県中央公園では、二季咲きの桜「下野(しもつけ)乙女(おとめ)」が開花し、訪れる人を楽しませている。

 下野乙女は例年4月と12月に花を咲かせる八重桜。県外の育種家が開発し2016年に園内の日本庭園北側に植樹された。ことしは暖かな日が多く11月末に咲き始め、3~4センチのかれんな花が風に揺れている。

 同公園管理事務所の橋本勝秀(はしもとかつひで)さん(71)は「今年は花数が多く、12月下旬まで楽しめる」と話した。

地図を開く 近くのニュース