一足早く冬の花 宇都宮 シクラメン出荷始まる

下野新聞
2015年11月6日

 冬の花として知られるシクラメンの出荷が県内の生産農家で始まった。

 昨年より約1月早い10月中旬から出荷している宇都宮市古田町の「フラワールドひしぬま」では5日、出荷作業に大忙し。約13アールの温室で30種類、1万鉢のシクラメンを栽培しており、赤やピンク、白など色鮮やかな花が満開。早朝から、家族や従業員らは、花や葉の手入れなどの作業に追われている。

 菱沼修(ひしぬまおさむ)代表(58)によると、ことしは花のフチが赤く、フリルのような花びらの「ビクトリア」、ガクが桜のような形をしている「フユザクラ」などが人気という。

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