真冬に出現“黄色のじゅうたん” 那須りんどう湖 4か月早く菜の花

下野新聞
2016年1月9日

 那須町高久丙の那須りんどう湖レイクビューで、例年より4カ月も早く菜の花が咲いている。見ごろを迎えた菜の花畑で8日、来場者が季節外れの春の雰囲気を楽しんでいた。

 菜の花畑は同施設の北側に位置する牧場広場付近に2カ所あり、広さは合計約30アール。菜の花は10月に種をまき、通常は4月に開花する。

 例年、この時期の菜の花畑は雪に埋もれた状態だが、今季は暖冬の影響で雪もなく、昨年12月中旬に開花。現在、満開に近い状態だ。

 親子4人で訪れた埼玉県入間市、会社員山口航(やまぐちわたる)さん(35)は「冬の那須高原で満開の菜の花が見られるなんてラッキーです」と笑顔で話した。

 宇都宮地方気象台によると、県内は10日以降に寒気が入り、来週半ばまで平年並みの寒さに戻るという。

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