泥から掘り出す縁起物 茨城・阿見、レンコン収穫最盛期
茨城新聞
2021年12月5日
正月料理の食材などとして年末に向け需要が高まるレンコンの収穫が、茨城県の霞ケ浦周辺で最盛期を迎えている。生産農家らは腰の上まで泥水に漬かり、レンコンを掘り出す作業に追われている。
レンコンは穴が多く開いた形状から、先が見通せる縁起物としておせち料理などによく用いられる。
JA水郷つくば阿見レンコン部会長、野口勝弘さん(49)は、阿見町大室のハス田で朝から作業。お盆が低温だった影響で収穫量は例年に比べ少ないものの、作柄は良好だという。1日当たり約240キロを収穫し、年末まで繁忙期が続く。
野口さんは「鮮度の良さとシャキシャキとした食感、甘みを味わってほしい」と話した。
正月料理に欠かせないレンコンの収穫が土浦市やかすみがうら市な…
正月料理に欠かせないレンコンの収穫が、土浦市やかすみがうら市…
穴の開いた形状から、先の見通しが利く縁起物とされるレンコン。…
真白いシラウオが冬の冷たい空気と太陽の光を浴びる。行方市の北…
霞ケ浦・北浦で取れたシラウオを天日干しする光景が、湖畔などあ…
穴の開いた形状から、先の見通しが利く縁起物として正月料理に欠…
茨城県茨城町や大洗町、鉾田市などにまたがる涸沼。太平洋につな…
古河市の正月の食卓を飾る郷土料理、フナの甘露煮作りが、市内の…
地図を開く | 近くのニュース |
「きたかんナビ」は、北関東自動車道で結ばれる群馬県、栃木県、茨城県の地方新聞社3社(上毛新聞社、下野新聞社、茨城新聞社)で共同運営する観光情報サイトです。北関東自動車道が全線開通し、3県の行き来が手軽となり、北関東圏といったものができつつあります。こういった背景の下、3県それぞれの地方紙、上毛新聞、下野新聞、茨城新聞が協力して、この北関東圏の魅力を掘り起こし、地方新聞社ならではの取材力を活かしたコンテンツを提供していきます。