好みの一杯 組み合わせ 　焼きたてイチゴワッフルのセット　Salon・de・Cafeいかくら（栃木）

　栃木市中心部から北に２キロほど離れた田園風景の中にたたずむコーヒーと紅茶の店。コーヒーは炭火焙煎（ばいせん）の元祖、萩原珈琲（コーヒー）（神戸市）の豆を使用。ゆったりとした時間が流れる店内で、１０種のコーヒーと１２種の紅茶が味わえる。

　店長猪鹿倉治彦（いかくらはるひこ）さん（５８）のお薦めは、「焼きたてイチゴワッフルのセット」（１２８０円）。

　飲み物はコーヒーや紅茶などから選ぶことができる。ハーブティー「チアフルビューティー」を注文した。ローズヒップにハイビスカスの花弁などがブレンドされ、鮮やかな赤色と爽やかな酸味。身体の芯からポカポカと温まった。

　カリッとした食感のワッフルはアイスクリームがよく合う。イチゴやオレンジ、マスカットなどがふんだんに盛り付けられている。

　東京都出身の猪鹿倉さんは、茨城県つくば市の喫茶店で８年間働いた後、栃木市内でスーパー経営などを経験。「自分の店を開きたい」という強い思いで、２０１９年に店を開いた。「子どもが自立した後、自分のやりたいことを見つめ直してたどり着いた」

　コーヒーと紅茶に一番のこだわりを持つ猪鹿倉さん。「コーヒー、紅茶好きの方にはぜひ来ていただきたい」と笑顔で話している。