Gメッセに布袋だるま ギター、髪形そっくりに制作

上毛新聞
2021年10月24日

 高崎市出身のギタリスト、布袋寅泰さんのデビュー40周年記念公演が23、24の両日、同市岩押町のGメッセ群馬で開かれる。節目の公演を盛り上げようと、布袋さんの母校である高崎城東小の児童や、父親でつくる団体が22日、布袋さんをモデルにデザインしただるま「HOTEI DARUMA」をGメッセに寄贈した。23日から、2階ロビーに展示する。

 布袋さんの公演は7月に予定されていたが、県が県央ワクチン接種センターを設置したため中止。今回は布袋さんがGメッセで行う初の公演となる。

 同校の大先輩に当たる布袋さんの凱旋(がいせん)を祝おうと、児童の父親らでつくる「城東小父親ネットワーク」(小林哲也代表)がだるま制作を企画。同校5年の木内結衣さん(10)のデザインが採用された。

 だるまの大きさは縦約1メートル、横約1メートル。東京パラリンピック開会式で布袋さんが着用した衣装を身に着け、ステージに立つ姿をイメージしたという。愛用のギターや独特なヘアスタイルは発泡スチロールで再現した。同校の児童約90人が寄せたメッセージパネルも添えた。

 木内さんは「格好良く仕上がった。映像を見て衣服の柄を細かく作ったので見てほしい」と笑顔。小林代表(44)は「ギターの柄や細かい所もこだわったのでじっくりと見てほしい。布袋さんのファンの反応も楽しみ」と話している。

 だるまは公演終了後も、当面はGメッセに展示する予定。(平山舜)