ワニ祖先の化石「保存状態最高」 来月13日まで県立自然史博物館

上毛新聞
2022年1月24日

ワニの祖先とされる「ゴニオフォリス類」の新種「アンフィコティルス・マイルシ」の化石の全身骨格展示が22日、群馬県立自然史博物館(富岡市)で始まった。2月13日まで。

化石は米・ワイオミング州で発見され、同館が1996年から収蔵していた。全長は約3メートル。同館や福島県立博物館などの研究チームの調査で新種と判明し、昨年12月に発表された。同館の高桑祐司学芸員(53)は「ゴニオフォリス類の化石では、世界で一番保存状態が良い」と話した。

午前9時半~午後5時。月曜休館。来館はオンラインでの事前予約が必要。特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」も開催している。問い合わせは同館(電話0274-60-1200)へ。

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