旬の味 楽しむ幸せ祈願 ブランド認定「日光夏そば」 関係者、二荒山神社に奉納

下野新聞
2021年7月7日

 【日光】市内のそば店で組織する「日光手打ちそばの会」はこのほど、日光ブランド認定品で今年最初の新そば「日光夏そば」50人前を山内の日光二荒山神社に奉納した。

 半年間のけがれをはらう同神社の神事「夏越(なご)しの大祓(おおはらえ)」に合わせ、毎年奉納している。

 同会の我妻一義(わがつまかずよし)会長ら7人が参列。拝殿で玉串をささげ、そばを神前に供えた。新型コロナウイルスの早期収束も祈願した。

 同会によると、今年はソバの栽培に適した気候の日が多いため、収穫量は例年より多い。

 同会理事で「三たてそば長畑庵(あん)」の店主柴田尚俊(しばたたかとし)さん(39)は「旬のそばを口にして幸せな気持ちになってほしい。お店によって打ち方や味が違うので、その違いも楽しんでもらいたい」と話した。

 日光夏そばは10日から同会加盟24店舗で売り出す。

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